余合ナオミのコスチュームジュエリーメイキング
ワイヤー&ビーズなライフスタイルを発信します


2006.6.4

先週は名古屋、大阪、神戸と教室週間でした。
     名古屋の教室には金沢、長野からも参加してくださる生徒様もいらして感動してます。貴重なお時間をありがとうございます。
     大阪は今回車での移動。早めに余裕を持って9時前には名古屋を出発したのですが、名神のリフレッシュ工事中に遭遇し、高速なのに、一車線で60キロ以下の走行。初めての教室への遅刻。完全な私の失態なのに、皆様が温かく迎えてくださり、またまたジーンと感動です。本当にご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。
     初めての神戸での教室も無事終了しました。
     ずっとトランクに道具と材料を詰めて各地を廻る寅さん生活に憧れていました。
     最近はまさに夢が叶ってます。
     寅さんのように各地で失恋したり、恋のキューピットにはなってませんが…寅さんと同じように東京、名古屋、大阪、神戸での素敵な出会いに感謝しております。
     神戸の夜景を眺めながら、この出会いを大切にして、これからもワイヤーの楽しさを伝えていけるように頑張ろうと誓いました。
     そして、こんなフーテンな妻を許し、支えてくれる夫に感謝。
2006.6.6

義父と名鉄病院へ行く。病院の帰りに義父のリクエストでうなぎの老舗「いば昇」へ。
     ひつまぶしは2人では食べきれないので、長焼を注文。
     「いば昇」の後は義父が子供の頃からお使いに来てたという「升半茶店」へ。新茶を頂く。
     次はやはり老舗のお香の「法泉堂」へ。珍しいお香の数々。見てるだけで楽しめる。
     店内の良い香り、女将さんの対応に和む。
     やはり老舗というのはぴーんと張りつめた空気と緊張感を保ちながら、長く続いているだけあってサービスも行き届いている。3店とも店員さん方の対応も物腰が柔らかくとても感じが良い。
     「うちは老舗だから」みたいに高飛車になった時には長くは続かないし、老舗にはなれないんだろうな。
     最近、「教室って最高のサービス業ですよね。」という話である会社の経営者の方と意気投合した。
     「楽しかった」とおっしゃって頂けるのが本当に嬉しい。1人で大変な時もあるけど、自分の好きなように講座を設計し、自分で進めていく面白さがあると思う。時間配分やいかに判りやすく説明するかまだまだ至らない点も一杯ある。
     でもリピーターの方がいらしてくださったり、ご自宅で制作されたモノを楽しんでいただけたり、お友達にプレゼントして喜んで頂けたお話を伺うと天にも昇る気持ち。これからも精進していきますので、私がもし高飛車になったりした時にはぜひ注意してもらいたい。
     義父が別れ際に新茶とお香をお父さんにお供えしなさいとプレゼントしてくれた。いつも孫のように可愛がってくれるので、お礼を言うと、「わしはお父さんと約束したから」と義父。4年前、父が息をひきとる一ヶ月前にホスピスに義父と義母がお見舞いに来てくれた。父が最後の力を振りしぼって「ふつつかな娘ですがよろしくお願いいたします。」と結婚式のスピーチのようなことを義父に言っていた。でも義父はとっても耳も遠いし、4年も前のことだ…。
     義父と亡父の大きな愛情に涙がこぼれた。
2006.6.10

とうとう6月10日に40才に!子供の頃は、40才の人というと凄まじく落ち着いた大人な人の印象だったのに、いざ自分がなってみると不思議な感じ。まだまだやんちゃ盛りな私(笑)。実感が湧かない。
     夫が誕生日プレゼントに母とのグアム旅行をプレゼントしてくれた。母とは大人になってから初めての海外親子旅行。
     母と久しぶりに会うと血が繋がってる分、遠慮がなく、一日目は楽しいのだけど、大抵2日目には喧嘩になる。
     夫に「喧嘩をしないように!」と念を押され、ドキドキしながらセントレアから7日の朝に旅立った。
     最近、1人旅などで飛行機に乗るといつもスピッツの「空も飛べるはず」のサビの歌詞が脳裏に浮かび、自分の都合の良いように解釈し、空を飛びながら涙する。
     
      
     君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
      
     きっと今は自由に空も飛べるはず
      
     夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
      
     ずっと そばで笑っていて欲しい
      
     
      
     君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
      
     きっと今は自由に空も飛べるはず
      
     ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも
      
     ずっと そばで笑っていて欲しい
2006.6.11

「グアムはすごい湿気と暑さだよ」とあらかじめ夫に警告され、覚悟ができていたので、さほど驚かなかったけど、飛行機から出た途端のすごい熱気に周りの人々は「温室やサウナに入ったよう」と悲鳴をあげていた。
     グアム出身の方に「泊るなら絶対にウェスティン」と言われていたので、その通りに選択した今回の旅行。通されたお部屋は海側の角部屋のスイートルームだった!
     誕生日なのでアップグレードしてくれたそうだ。
     ベルの方に「気に入ったかこの部屋?」ときかれ「   ワオ!もちろん」と言って絶句。
     さらに今回の旅行の手配をしていただいたアルファトラベル http://www.funtour.jp/の佐藤さんから「お誕生日おめでとう」のカードと一緒にワインのプレゼントが冷やされてソファーの前に設置されていた!
     なんとも素敵な誕生日旅行の幕開けに感激する。
     グアムの日差しは生半可でない凄まじさ。40才のお肌には殺人的な紫外線。とても昼は泳げず、夜になってプールで泳ぐ。
     日中は母と買い物に!グアムはデパート以外は無税だ 。Macy'sだけ4%の税金がかかったけれど、ちょうどサマーセールが始まっていたりして、もう買い物馬鹿のスイッチ入りまくった。戦利品をベットに並べ、70才の母とJJごっこをする。
     グアムは人も明るくってフレンドリーで食事もおいしく、3日間を満喫し、10日に帰国便のノースウェストに乗り込んだ。ノースの陽気なクルーに「今日、誕生日なの」と言ったところ、赤ワインのフルボトルやケーキ、クッキーなどをプレゼントしてくれて、皆が「Happy   Birthday!」と声を掛けてくれる。なんだかこの大台の誕生日が一番思い出深いかも。40才というものに抵抗がなくなり、「楽しい事がまた一杯あるかも」とワクワクしてきた。海外での誕生日ってお勧めだ。
2006.6.12

ウェスティンのロイヤルビーチクラブのラウンジは一日中お茶が飲み放題。
     Mighty   leafというメーカーのティーバックが10種類ほど置いてあった。
     このティーバックは紙でなく、布の中にお茶を封じ込めている。
     布は周りが縫い合わされたなんともクラフト感のあるおしゃれさ。
     ティーバックの手軽さで美味しいお茶を堪能できる。
     母とすっかり惚れ込んでグアムで探したのだけど、購入できるショップは見つけられなかった。
     ホームページhttp://www.mightyleaf.com/を見ると今のところお店はアメリカ、カナダだけのようだ。
     1996年サンフランシスコで発足したまだ若い会社。
     この手軽さとおしゃれさとお味なら第2のスターバックスとして日本を席巻する日も近いかも。
     帰国してからは母がパクってきた分(笑)を毎日楽しんでいる。
     早く日本に上陸して欲しいMighty   leaf。
2006.6.18

金曜日は栄の「きんのじ」で食事会。
     おいしいお料理とお酒と楽しい会話にすっかり酔ってしまう。
     素敵な花束を頂いた。
     このバラなんていう名前なんだろう。
     うっとりしてしまうほど美しい。
     花を愛でながら、プレゼントしていただいた「TETEMONTOOLIO」のCDを聴きながら、まったりとした休日を過ごします。
     まったりというより…二日酔いで屍のような状態です。
     やはり40才の標語は「お酒は飲んでも呑まれるな」だと深く反省するダメすぎる日曜日。
     何故だか古いギリシャ映画「日曜日はダメよ!」を想い出した。
2006.6.22

東京出張。
     最近のお気に入りは神楽坂のアグネス&アパートメンツ。
     http://www.agneshotel.com/
     パリのプチホテル風で良い感じです。 
     浴室も広々、シャワールームもあるし、浴槽は小さいけれどジャグジー付きなんです。
     これでレディースご褒美プランで1万円は大満足。
     アグネスランチ1.500円もお味もボリュームも良い感じです。
     海外の方の長期滞在も多いみたいです。
     こんなホテルが日本に増えると良いなと思います。
2006.6.23

お仕事でご一緒した光文社の入江さんからプレゼントしていただいた「Juana Molina   」の「Son」。
     これすごくイイ。
     アルゼンチンの女性ボーカルです。
     透明感のある歌声にかなり癒される。
     そしてこのジャケットに惚れました。
     よーく見ると布を縫い合わせたパーチワークでできていて、細かくスパンコールやビーズなども縫い付けてある。
     現在版クリムト+エゴンシーレ÷2という感じのタッチと色彩が素敵なんです。
     Alejandro   Rossという人のアートワークらしい。
     http://www.alejandroros.com.ar/
     「タペストリーは私の偉大なおば様エラバの作品」みたいなことも書いてある。
     洗練されたクラフト感がたまらないです。
2006.6.24

   「逢いたくて 逢いたくて
       
     この胸のささやきが
       
     あなたを探している
       
     あなたを呼んでいる
     
       
     いとしさの花篭 抱えては 微笑んだ
       
     あなたを見つめてた 遠い春の日々
     
       
     やさしさを紡いで 織り上げた 恋の羽根
       
     緑の風が吹く 丘によりそって
     
       
     やがて 時はゆき過ぎ 幾度目かの春の日
       
     あなたは眠る様に 空へと旅立った…」
     
     やはりお世話になっている方から「木蘭の涙」という曲が「とても泣ける」とプレゼントしていただいた。
     本当だ。
     亡き父を想い出した。
     最後まで仕事に復帰したいという強い思いを持って他界していった父。
     好きな仕事ができる事に感謝して、父の分も仕事や人生を思いっきり楽しまなくてはいけないな〜と改めて思いました。
     
     最近音楽のおすそ分けがすごく嬉しい。
     いっぱいi-Podに音楽を詰め込んでこれから仕入れの旅に出かけます。
     「木蘭の涙」飛行機の中で聴いたら絶対に号泣してしまいそう。