オリジナル工具 N.Yogo Style の紹介

オリジナル工具N.Yogo Style新潟の五十嵐プライヤーさんと進めてきたプロジェクトのオリジナル工具N.Yogo Styleが完成しました。
今まで工具というと男性向けの武骨なモノしかなかった。
持ち手が赤、黄色、青などの原色だったり、蛍光色だったり…
ビーズの微妙な色合わせをしなくてはいけない時にそういった色みが視界に入ってくるのがすごく嫌だったんです。

ほぼ毎日使うモノなので、お洋服や靴と同じで愛着の持てる道具を使いたい。
オリジナル工具の持ち手は本革。
一瞬エルメス?(笑)のようなスタイリッシュな工具。
テーブルの上などに置いてもインテリアになじむデザイン。
日本製にこだわった精巧な作りのとっても使いやすい道具なんです。

オリジナル工具N.Yogo Styleそして今回の工具のポイントは本革で作ったカバー。
工具を持ち歩くのにポーチに入れていても結局突き破ってしまったりした経験はございませんか?
このカバー付きの工具ですと、このままおしゃれなバックに入れて持ち運ぶことができます。
BOXも工具の世界に新風を…とコスメのパーケージのようなイメージで五十嵐プライヤーさんが凝りに凝って制作してくださいました。
メタリックでゴージャスなパッケージは手に触れるだけで金運もUPしそうな仕上がりに…(笑)。おしゃれ工房2月号

このたび 「おしゃれ工房2月号」 P99 「手仕事・私の逸品」 にてオリジナル工具N.Yogo Styleの 「ニッパー」 「ラジオペンチ(ギザなし)」 「丸ペンチ」 を素敵にご紹介していたきました。

一昨年、新潟県中越沖地震が発生しました。

五十嵐プライヤーさんの工場でも機械が倒れたり、給湯ボイラーが倒れ、その衝撃で給湯管が破裂し水浸しになってしまったりと被害を受けられた事に胸が締めつけられる思いをいたしました。
「中越大震災」 の復旧に取り組み、未来に向け歩み始めているさなかに再びの天災に不条理すら感じます。

五十嵐プライヤーの工場風景3年前の春に工場見学をさせていただきました。
一本のプライヤーを作るのに多くの機械だけではなく人の手も必要であり、より良い精巧な商品を出荷するための検査をするにも多く方々が関わっている事に驚きました。
工場でお仕事されている皆様が愛情もって一つの工具を作りだしているのだな〜という事が判りとっても勉強になりました。

新潟の三条周辺は江戸時代の和釘作りから始まったモノヅクリの歴史のある街です。
中国製のチープな道具が出回る昨今…しかしちょっとお高くても日本製の愛情が込められ丁寧に作られた工具は長く使えますし、作業効率や仕上がりに差がでます。
戦後の日本の復興を支えたのは海外の人々も脅威に思うほどの日本の精巧なモノヅクリだと思います。
そんな日本のモノヅクリをすごく誇りに思っています。
燕三条地区には多くの工具メーカーがあります。
ホビーショー、DIYショーで拝見すると情熱を持って日本の伝統のモノヅクリを継承され、新たなモノを作っていこうと、とても頑張っていらっしゃるのです。

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